日本酒
黒帯(福光屋・石川県)
2004年07月24日

インタビューがきっかけで
「楽しいお酒の話」がはじまって1年になります。1年前を思い出しますと、このWebを編集されている方に私がインタビューを受けたのが「楽しいお酒の話」がはじまった契機です。最初はコンピューターの専門の話でしたがインタビューが終わりに近づくと私の趣味のことを聞かれました。私は家庭菜園とお酒だと応えました。すると、Webを編集されている方がこの近くにお酒を量り売りしている店があると教えてくださいました。そのお店が気になり、翌日早速そのお店にいってみました。その店が楽しいお酒にも登場した東京・本郷「酒舗オオタ」です。
楽しいお酒の話で日本酒、四季おりおりで落語を書かれている方の会社の本社が本郷にあり、その方にお目にかかる機会があったときにご一緒に酒舗オオタを訪問しました。そのときに連れの方から教えられたのが「黒帯」でした。
落語を書かれている方のもとの社長さんと一緒に黒帯の会社である福光屋を24年前に訪問されたそうで、金沢の福光屋さんが「行列会計」モデルを実務に使用していたそうで、その話を聞きにいかれたそうです。見学に行かれたのは春先の雪の日だったそうです。もとの社長さんは旧制の四高出身出身で、見学のあとにあちこち案内してもらい、その晩は片山津温泉に泊まられたそうで、今になってみると思い出深い旅だったそうです。当時はまだ「黒帯」は発売されておりませんで、お酒の銘柄は「福正宗」だったそうです。このような話を伺いながら「黒帯」をもちろん量り売りで飲みました。実に味わいの深いお酒であることを知りました。
一度金沢で飲んでみたい「黒帯」
その後、「黒帯」のことを気にかけておりました。東京の銀座に福光屋さんのアンテナショップがあることを知り、そこの地図をポケットコンピュータに取り込んでおりましたが行くチャンスを逃しています。
今年の二月でしたか大阪阿倍野の近鉄百貨店で「北陸4県味紀行」がありました。そこで、福光屋さんのブースを発見しました。ちょうど東京銀座の福光屋さんの方が来られていていろいろお話を聞きました。パンフレットもありましたので帰ってから読みますと、吉田茂首相の長男で英文学者の吉田健一氏が食通でまた愛飲家として知られ、金沢の福光屋にも旨い酒と料理を求めて何度も足を運び、「黒帯」と命名されたそうです。「黒帯」とならんで「加賀鳶」というお酒もありました。福光屋さんの勧めもありこれも購入しましたがこれも辛口でキレの良いのみ口の純米大吟醸です。「加賀鳶」という名前は江戸時代、加賀藩江戸屋敷お抱えの火消しだった「加賀鳶」から命名されているようでした。そのいなせにぴったりのお酒です。
もう1つ、軽快なめらか、爽麗(そうれい)純米「風よ水よ人よ」というお酒がありましたが、これは私の口にはあいませんでした。これは若い人にいいのかもしれません。
お酒というものは、そのお酒がどこで造られたかというその思いでいただくのが一番です。金沢には行くチャンスがありませんが、いちど地元で「黒帯」を飲んでみたいものです。
株式会社福光屋
金沢市石引二丁目八番三号
http://www.fukumitsuya.co.jp/
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