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なぜワインはトスカーナに始まり、トスカーナに終わるのか、それを実際に確かめにいった旅である。普段からトスカーナワインには親しんでいる。しかし、これは、ワインを目で見、鼻で香りを嗅ぎ、舌で味わったと言うことである。今夏、トスカーナに行き、その地の料理を味わい、その地の風に耳を傾け、まわりの自然を肌で感じられながらワインを味わった。
日本では、目、鼻、舌で味わっていたのが、現地ではこれに耳と肌が加わり、更に味わいが深くなった。そして、造り手に会うことができ、彼等のワイン造りへの情熱、真摯な態度にも触れることができた。名門の伯爵家が造るワインにも、小さな畑から一生懸命造るワインにも、英国人が造るワインのどれからも心が伝わってきた。ワインは「心で味わう」ものである。 イタリアの料理は洗練されたものではない。しかし、この料理と地元のワインが非常に合う。なんというハーモニーであろうか。これを体験できることができたことも今回の旅行の最大の収穫であった。
次にトスカーナを訪問できるのはいつであろうか。そのときも今回と同じイタリアの風と空とワインに会えることと思う。
今回訪問した5箇所のワイン蔵を巡った感想を述べることにしよう。
2003年のヨーロッパには猛暑が襲った。そのニュースを聞きながら、ツアーの頃には猛暑がおさまっているかどうか心配であったが8月25日(月)に日本を出発した。8月25日(月)〜9月4日(木)11日間のトスカーナワイン蔵巡りの出発である。
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